K邸 リノベーション

K邸 リノベーション

築35年、RC造と木造からなる混構造住宅のリノベーションです。
スリランカ料理やアジア雑貨収集を趣味にされている子育て世代の施主様からのご依頼でした。
既存の不要な壁や建具を出来るだけ撤去し、代わりに各空間の特徴を生み出す壁面収納や階段収納、料理作業台などの大きな家具を適材適所にデザインしました。
そうすることで、限られた空間を広々と効率的に生かせるとともに、「趣味の雑貨に囲まれながら生活したい」「友人を招いて料理をふるまいたい」といった施主様の要望を実現しました。
既存住宅の構造を活かしながらシンプルに仕上げることで、多趣味な施主一家が自由に個性を上書きしながら、長く楽しく暮らしていくための住まいとなることを目指しました。
住戸形式木造戸建(S25以降)
工事内容戸建てリノベーション
相談・設計、工事期間相談・設計期間 4ヶ月、工事期間4ヶ月
工事費用約2000万円

ビフォア&アフター

ビフォア写真
既存2階の様子。床や天井の高さが異なる、洋室と和室の2間に分かれていました。
アフター写真
床段差や不要な壁・建具を無くし、広々としたワンルームのLDKとしました。キッチンとリビングダイニングの間に設けた大きな料理作業台は自由に動かすことができ、料理パーティーの際はカウンターテーブルにもなります。

写真

3階子供部屋の様子。できるだけシンプルにつくることで、将来2部屋に分割可能です。
1階玄関ホールの様子。帰宅後すぐに手が洗えるように手洗いスペースを併設しました。
2階キッチンからリビングを見た様子。アジア雑貨に囲まれた生活をイメージしながら、豊富な収納を各所に設けました。
3階主寝室の様子。既存の天井を解体し、新たに屋根裏部屋をつくりました。屋根裏部屋は書斎となり、布団も収納できる大容量の収納階段でアプローチします。

一級建築士 高木建築設計事務所のページに戻る

京 安心すまいセンター すまいの情報広場 京町家を未来へ KEEPING MACHIYA IN THE FUTURE 京都市 京町家の総合情報サイト