中古住宅の購入とリフォーム工事に使える瑕疵(かし)保険があることをご存じですか。

古い住宅を購入する時には、外からは確認できない基礎や躯体、屋根裏などに不具合がないか、長く住むことが出来るのか不安がつきものですね。また、リフォーム工事をした後に不具合が見つかった場合には、古い住宅だからしかたがないとあきらめている人もいるのではないでしょうか。
そのような場合に備えて中古住宅を買うとき、お住まいをメンテナンス・リフォームするときに心強い『瑕疵保険』についてご紹介します。

1.既存住宅売買瑕疵保険について

既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度です。「住宅瑕疵担保責任保険法人」の登録を受けた検査事業者の検査人が建物状況調査を実施し、建物状況調査の結果、劣化・不具合等がない等、一定の条件を満たした場合には、既存住宅に瑕疵があった場合に修補費用等を補償する保険(既存住宅売買瑕疵保険)に加入することができます。

この保険は物件の販売事業者や仲介事業者が加入する保険で、もし購入した住宅に欠陥が見つかった場合に補修費用等の保険金が事業者に支払われ、無償で直してもらうことができます。万が一事業者が倒産等により補修が出来ない場合は、購入者にその費用が支払われます。中古住宅の購入を検討している人は、販売や仲介をしている不動産業者にご相談ください。

 

※ より詳しい内容は、下記のページからご確認ください。
https://kashihoken.or.jp/individuals/kizon/

2.リフォーム瑕疵保険について

リフォーム瑕疵保険は、リフォーム工事をした部分に欠陥等(瑕疵/かし)が見つかった場合に備え、リフォーム会社が加入する保険です。リフォーム会社がリフォーム工事を請け負う際にリフォーム瑕疵保険に加入すると、瑕疵が見つかった場合、補修費用などが保険金で支払われます。保険期間は「基礎や柱、壁、梁など構造耐力上主要な部分」と「屋根や窓など雨水の侵入を防止する部分」は5年間、その他の部分は1年間となっています。

保険に加入するのは、消費者ではなく、リフォーム会社となりますので、リフォーム瑕疵保険を利用するためには、まず、「住宅瑕疵担保責任保険法人」に登録しているリフォーム会社を選び、次にリフォーム会社に保険への加入を依頼する必要があります。

>> 保険法人に登録しているリフォーム会社は、ここから検索⇓
https://kashihoken.or.jp/individuals/kizon/search.php

 

※より詳しい内容は、下記のページからご確認ください。
https://kashihoken.or.jp/individuals/reform/

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2023-10-06 15:00:12
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